生命保険基礎知識
種類ごとのメリット・デメリット
保険種類ごとのメリット・デメリット
1.生命保険に加入する場合の保障分野

生命保険は、「安心を買う」商品です。生命保険での安心とは、「目的に応じた必要保障」となります。 「目的に応じた必要保障」は大別すると、(1)遺族保障、(2)医療保障、(3)自身の死亡保障、(4)老後保障、(5)介護保障と考えられます。
2.必要保障の優先順位

次に、必要保障に優先順位をつけることが大切です。最低限これはカバーしたいという「基本部分」から、余裕があればカバーしたい「プラス部分」に分けて考えることが必要です。
3.保険商品選択のポイント

必要保障の優先順位が決まれば、次は、保険商品の選択です。ポイントは、(1)払える保険料に照らし合わせて、(2)必要保障額に分けて考えることが必要です。
| No. | 目的 | 保険種類 | メリットと考えられる点 | デメリットと考えられる点 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 遺族保障 | 1.定期保険 (更新型) |
・割安な保険料で保障を確保できる ・健康状態に関わらず自動更新できる |
・更新ごとに保険料が高くなる ・解約返戻金はほとんどない |
| 2.定期保険 (全期型) |
・契約時の保険料は上がらない ・途中、解約(減額)の場合、解約返戻金が戻る場合がある |
・契約時の保険料が更新型に較べると割高になる | ||
| 3.逓減定期保険 | ・高額保障を必要な時期に、割安な保険料で保障を確保できる ・必要保障額にあわせて保障額が減額される |
・必要保障額がシミュレーション通りでない場合、不足保障額が生じる場合がある ・解約返戻金はほとんどない |
||
| 4.収入保障保険 | ・高額保障を必要な時期に、割安な保険料で保障を確保できる ・必要保障額にあわせて保障額が減額される |
・必要保障額がシミュレーション通りでない場合、不足保障額が生じる場合がある ・解約返戻金はほとんどない ・遺族年金で受け取る場合、雑所得として課税対象となる |
||
| 2 | 医療保障 | 1.医療保険 (更新型) |
・全期型・終身型にくらべて、割安な保険料で保障を確保できる ・健康状態に関わらず自動更新できる |
・更新ごとに保険料が高くなる ・解約返戻金はほとんどない ・更新可能年齢を過ぎると更新できない |
| 2.医療保険 (全期型) |
・契約時の保険料は上がらない |
・契約時の保険料が更新型に較べると割高になる ・高齢期(保険期間終了後)の保障切れが生じる場合がある |
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| 3.終身医療保険 (短期払) |
・契約時の保険料は上がらない ・保険料払込期間終了後も保障は終身(一生涯)続く |
・契約時の保険料が更新型に較べると割高になる | ||
| 4.終身医療保険 (全期払) |
・契約時の保険料は上がらない | ・定年後や老後も保険料を払い続けなければならない | ||
| 3 | 自身の 死亡保障 |
1.終身保険 (定額型) |
・終身(一生涯)の保障を確保できる ・貯蓄性のある保険(解約返戻金がある)である |
・保険料が割高である |
| 2.終身保険 (低解約返戻金型) |
・定額型より保険料が割安である ・定額型より払込終了後の解約返戻金の戻り率が多い |
・払込期間中の解約返戻金が、定額型に比べて低い | ||
| 3.終身保険 (利率変動型) |
・予定利率を超えて運用された場合、保険金や解約返戻金が上昇する | ・定額型に比べ、保険料が比較的割高となる | ||
| 4 | 老後保障 | 1.個人年金保険 (確定年金) |
・年金額が確定している ・税制適格の場合、個人年金保険料控除により税制上のメリットを受けることが可能である |
・現在の予定利率では、インフレヘッジできない可能性もある |
| 5 | 介護保障 | 1.介護保険 | ・将来の介護への備えができる | ・受給要件が厳しい場合がある |
※
上記は、一般的な生命保険商品の特徴と考えられる点を解説したものであり、各社の実際の商品によっては、上のコメントと差異が生じる場合があります。実際の商品については、保険会社の「パンフレット」「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」を必ずご確認ください。











